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南伊豆町、2021年地域おこし協力隊を募集! 担当者に募集要項を聞いてみた

南伊豆町では地域おこし協力隊を募集しています。

応募締切は6月25日(金)まで。募集は2名。

どんな方に来てもらいたいのか、担当の山口さんにお話を伺いました。

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地方創生室主幹の山口さん

南伊豆新聞:今回の募集概要を教えてください。

山口さん:はい、今回の募集は大きく分けて2つです。

①サテライトオフィスやワーケーションの誘致

②ふるさと納税の魅力拡大

山口さん:一つずつご紹介しますね。

①サテライトオフィスやワーケーションの誘致

山口さん:南伊豆町では、現在サテライトオフィスやテレワーク施設の推進を行っています。新しく入ってもらう人には、テレワークをする人やサテライトオフィスを誘致してもらいます。

南伊豆新聞:なるほど。南伊豆の今のテレワーク先は・・・。

上賀茂住宅

上賀茂住宅

らいずや

らいずや

などなど。

山口さん:他にも熱帯植物園やイッテツさんの宿など、テレワークに対応した施設があるので、そことも連携できればと思っています。

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熱帯植物園 Photo by Tetsuka Turusaki

カウンター

南伊豆新聞が作った宿「ローカル×ローカル」Photo by Tetsuka Turusaki

南伊豆新聞:つまり企業に「南伊豆をテレワーク先にどうですか?」って営業かけるポジションですね

山口さん:そうなりますね。他にもテレワーク先の整備や、町内で起業したい人の相談に乗ったり。就労支援も担ってもらうかもしれません。

南伊豆新聞:「こういう人は向いていない」ってありますか?

山口さん:極論言うと、企画力のない人ですかね。

バサっとくるなぁ

イッテツ:(はっきり言い切って、気持ちがいい)

南伊豆新聞:逆にアイデアがあれば、提案しやすい環境とも言えますね。

山口さん:そうですね。誘致戦略に長けた人がベストです。営業マンというか、どんどん町外に出て企業にプレゼンしたり、南伊豆のアテンド業務が多くなると思います。

南伊豆新聞:具体的な事例というか、ベンチマーク的な存在ってありますか?

山口さん:身近なところでいうと、下田のLAC(LivingAnywhere Commons)ですね。

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静岡県下田市、伊豆急下田駅から徒歩5分のワークエリア・コミュニティエリア

南伊豆新聞:なるほど。ガシガシ企業と交流できる人が求められますね。なんというか、田舎暮らしに憧れがあるだけでは通用しなそう・・・。

山口さん:そうですね。自然が好きなことに越したことはないですけど・・・。

②ふるさと納税の魅力拡大

南伊豆新聞:つまり、南伊豆の商品を今より魅力的に見せるってことですよね?

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山口さん:もっと掘り下げると、南伊豆町は外から何が求められているのかを分析して、今あるものをよりよく見せることができる人、です。

南伊豆新聞:商品のブランディング、戦略が立てられる人ですね。

山口さん:そうですね。マーケティングに関わっていた方なら汎用性がありますね。

目指すは、南伊豆の地域商社の発足

山口さん:理想を言えば、地域商社に興味を持ってる人だといいんですけど・・・。

南伊豆新聞:地域商社?

山口さん:簡単にいうと、地域の特産品、観光資源などを国内外に宣伝・販売していく事業者です。もちろん、それは段階的にそうなっていけばいいなレベルですが、ビジネスとしては可能性のある事業だと思います。

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南伊豆町ふるさと寄附サイト

山口さん:うちのふるさと納税の課題って、海の幸、山の幸と、商材は豊富なんですけど、ブランディングがちょっと弱いというか。個人的に、もうちょっと売り方を変えれば、もっと高く売れるし、もっと売れるはずなんです。

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山口さん:例えば、干物なら西伊豆がすごく伸ばしています。地域商社が干物ブランドの確立に貢献しているんですね。なので、今回のミッションでは、「ふるさと納税」というコンテンツを使って、まちの魅力に磨きをかけていくイメージです。そして、ただ企画して終わりではなく、販売にも携わってもらいます。

南伊豆新聞:商材の開発と、宣伝、販売ができる人、か。やりがいというか、開拓する楽しさはありそうですね。。

山口さん:ゆくゆくは、まち独自のECサイトを担うことだってあるかもしれません。ビジネスとして大きくスケールできる事業でもあります。

南伊豆新聞:でも、最初は大きなことは狙わず、小さく小さくやった方が良さそうですね(笑)。

山口さん:そうですね(笑)。まずは一つの事業者に寄り添って、「どうやらあの店はふるさと納税の売り上げを伸ばしているらしい!」みたいな事例をつくるところからだと思います。

南伊豆新聞:あの・・・今回の①、②の募集枠どっちもそうですが。

山口さん:はい。

南伊豆新聞:ミッションとして、難易度めちゃくちゃ高くないですか(笑)?

山口さん:高いです。

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・・・・。

企業からの派遣制度でまちに関わる

山口さん:なので、今回は、地域おこし協力隊だけではなく、企業から派遣されて地域に関わる制度『地域活性化起業人』も併用したいと思っています。

南伊豆新聞:『地域活性化起業人』

山口さん:企業に籍を置きながら地域おこし協力隊のような活動を行います。こちらは令和3年から始まった取り組みなんですが、企業に勤めながら地域おこし事業を行います。

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総務省|「地域活性化起業人」の概要より抜粋

※地域活性化起業人の詳細はこちらを参考にしてください

南伊豆新聞:地域おこし協力隊よりも求められるレベル高そうですね。より専門性が求められるというか。

山口さん:そうですね。地域おこし協力隊よりも給与やプロジェクトの推進費用も上がる分、当然求められることは多いですね。

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南伊豆新聞:でも、企業に勤めている人も応募できるって、新しい関わり方ですね。

山口さん:興味ある方、企業の方、まずは話だけでも聞きにきて欲しいですね。オンラインでの相談もお待ちしております。

南伊豆新聞:僕も微力ですがサポートしたいと思います。これを読んでワクワクした方、ぜひ一緒に何か面白いことをやりましょう。ご興味ある方、ぜひ!

※ 6/19(土)に、現地説明会を開催します。
地域おこし協力隊への応募を検討されている方、地域おこし協力隊に興味のある方は、この機会にご参加ください!
詳細はこちらのページをご覧ください。

※ 第1次審査合格者を対象に、2泊3日程度の「地域おこし協力隊活動体験会」を開催します。
詳しくは、第1次審査合格通知書にてお知らせいたします。

日程 2021/6/25(金)締切
開催場所 静岡県賀茂郡南伊豆町
定員 2名
詳細 こちらのページをご覧ください。
締め切り日 2021/06/25
お問い合わせ 南伊豆町役場企画課地方創生室 山口・佐藤
〒415-0392 静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂315番地の1
TEL:0558-62-1121 FAX:0558-62-1119
MAIL:sousei@town.minamiizu.shizuoka.jp

 

 

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