【エキストラの募集】映画「ふたつのシルエット」竹馬靖具監督にお話を伺いました! 2019.11.7
南伊豆がまたまた映画の舞台に!
南伊豆新聞では映画『ふたつのシルエット』に出演していただける*エキストラを募集します。
*エキストラが必要な場所は下田エリアです。
ことの経緯を少しご説明。
本作の監督、竹馬靖具(やすとも)さんとは、南伊豆関連のイベントで知り合ったのがご縁です。

東京都内であったイベント。竹馬監督も出演者として参加
しばらくして、「伊豆で映画を撮ることになりました」と連絡を受け、再会。
エキストラの相談を受けたというわけです。
ならば、ただエキストラの告知をしても、しょうがない!
というわけで、竹馬監督に映画『ふたつのシルエット』がどんな映画なのか、伊豆を選んだ理由も少しだけ聞きました。
まずは作品についてご紹介。
■恋人だったふたりが再会し、1日を過ごす物語

11月中に南伊豆と下田市でクランクインし、2020年春には、アップリンク吉祥寺を皮切りに全国公開予定
<あらすじ>
『 時空を超えて過去の恋人と話すことになったら、あなたはどうしますか?』
主人公のふたりは、この体験をしていきます。
車窓の移ろい行く風景のように、人生が目紛しく過ぎていく。そんな中で変わったもの、変わらないものを二人の元恋人同士だった男女を通して描くことにより、特別な感情が生まれる奇跡的な瞬間を捉えようと思います。
「もしこの人とタイミングが合っていれば、人生のパートナーになっていたかもしれない」
「お互いに想いがあったはずなのに、別れなければならなかった」
「運命の分かれ道はあの時だったのかもしれない」
そういった経験をした方々や恋人たちに向けられた映画です。
<キャスト>

佐藤蛍:蜷川演出の舞台に多数出演し、2014年にはシェイクスピアシリーズ第30弾「リチャード二世」でヒロインをつとめた

足立智充:静岡県出身。映画、ドラマ、CM、舞台などで活躍中。主な近年の出演作は映画『万引き家族』(是枝裕和監督、18)、、テレビ『凪のお暇』(TBS)、『ひよっこ』(NHK)、『深夜食堂』(MBS)
■脚本は、ある1曲から生まれた
南伊豆新聞(以下省略):竹馬監督、今日は南伊豆にお越しいただきありがとうございます。
竹馬監督:いえいえ、こちらこそよろしくお願いします。

1983年生まれ。2009年に監督、脚本、主演を務めた『今、僕は』を全国公開。2011年に真利子哲也の映画『NINIFUMI』の脚本を執筆。2015年、監督、脚本、製作をした『蜃気楼の舟』が世界七大映画祭に数えられるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のフォーラム・オブ・インディペンデントコンペティションに正式出品される。『蜃気楼の舟』は2016年1月より、アップリンク配給により全国公開
−この映画は1つの曲から生まれたと伺いました。
竹馬:Jan and Naomiの「dab♭」という曲からインスピレーションを受けて書き上げました。「dab♭」はこの映画のテーマやイメージでもある「記憶」「時間」「運命」の儚さや尊さ美しさを喚起させる彼らにしかできない曲です。そしてこの映画のテーマ曲はJan and Naomiの「dab♭」です。映画のクライマックスにライブシーンがあるのですが、彼らにも出演してもらいます。

Jan(GREAT3,Jan Urila Sas) とNaomi によるデュオ。2012 年、渋谷百軒店で各々がソロで活動しているときに出会う。2018年4月18日に待望のニューアルバム『Fracture』をAvex/Cutting Edgeからリリース。2018年 11月 MUTEK JP に出演
−ちなみに、伊豆のどこに惹かれたのでしょうか?
竹馬:今回の映画の設定にはファンタジックな要素があります。伊豆の美しく神秘的な風景があってこそ、
−また映画が公開された時にインタビューをしたいと思っています。完成を心待ちにしてます!
竹馬:よろしくお願いします!読者の皆さん、ご応募お待ちしています。
下記がエキストラの情報です。
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■ライブシーン
観客役:40人以上
撮影予定日:11月27日(水)※雨天の場合28日(木)
撮影場所:多々戸浜
撮影時間:15時30分から(17時以降に来ていただける方もOK)
服装:上着は2種類ご持参ください
ギフト:エンドクレジットにお名前掲載
■再会シーン
主人公、佳苗の親戚役:10人
撮影予定日:11月26日(火)
撮影場所:下田大和館ラウンジ
撮影時間:11時から15時
設定と服装:親戚のお祝いの集まり。きれい目な格好。
ギフト:エンドクレジットにお名前掲載
※こちらは締め切りました。ご応募ありがとうございました。
■出演者(役名が付きます)
主人公、慧也の妻(30代)、娘or息子(5歳から7歳くらい)
撮影予定日:11月24日(日)
撮影場所:片瀬白田駅
撮影時間:12時半くらいから15時まで
設定と服装:結婚式の帰り。正装。
ギフト:役名付きでエンドクレジットにお名前掲載
※セリフはなく、
最初にご応募していただけた方を優先しようと思っています。
※こちらは締め切りました。ご応募ありがとうございました。
エンドクレジットに名前がつく。しかも、役名がついてくる!
なかなかこういう機会はないと思うので、興味がある方はぜひ!
ライブシーンはJan and Naomiの演奏も楽しめると思います。
お子さまの思い出に、映画という世界に興味がある方にとってもいい時間になるはず。
それでは、ご応募は下記メールアドレスから。
件名に“エキストラ”と書いてください。
担当:佐藤
また、竹馬監督はクラウドファンディングも行っています。
映画撮影ワークショップやPV制作など、面白いリターンもあるのでぜひこちらも覗いてみてください。
最後に、僕がなぜ竹馬靖具監督を応援したくなったかというと・・・。
竹馬監督が“なぜ映画を作るのか”という理由がグッときたので、協力したいと思いました。
その一文を紹介します。*文章はクラウドファンディング「監督メッセージ」から抜粋
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監督兼制作代表の竹馬靖具です。
なぜ私が映画を作るのか、なぜ今回クラウドファンディングを実施するのかについて話したいと思います。
私は過去に映画「今、僕は」と映画「蜃気楼の舟」を全国公開してきました。いずれも個人の資金とご支援で制作したスポンサーなどがいない独立映画・インディペンデント映画(自主映画)です。
こうしたやり方でなければ、過去の作品も制作することが出来なかったのは確かで、今作「ふたつのシルエット」も同じ形態です。
ただこのやり方にも限界があり、個人資金は映画を公開して制作費を回収できなければ借金になっていきます。因みに「蜃気楼の舟」で使った金額は約1000万円です。興行収入はその半分にも至りませんでした。またその興収は上映劇場と分けられるので製作者に戻ってくる金額は更に少なくなります。もちろんそのリスクを背負って始めたので、後悔などはありません。ですが、そういった状況のなかで映画を作り続ける事が困難になってきました。
「じゃあ映画なんて作らなければいんじゃない?」
という声が聞こえてきそうです。私が言えるのはこれだけです。
「映画を作りたい。そこに面白い映画が作れる可能性があり、それを観たいと思う人がいるはず。そしてJan and Naomiの楽曲から私が受けたインスピレーションと感動や衝撃を、映画を通して観客に届けたい」
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一部抜粋して紹介しましたが、僕はこの熱量に圧倒されたわけです。
皆さんエキストラのご協力、クラファン支援の程、よろしくお願いします。
■エキストラ募集はこちらまで
件名に“エキストラ”と書いてください。
担当:佐藤
<概要>
二人のシルエット
キャスト:佐藤蛍/足立智充/Jan and Naomi
ストーリー:恋人関係であった慧也(足立智充)と佳苗(佐藤蛍)は、7年ぶりに海沿いにあるレストランで再会する。その街はふたりが恋人だった時に訪れた最後の場所であった。慧也は結婚をして妻と娘を持つ家庭を築いていた。佳苗は慧也と別れたあと、就職をしてキャリアを順調に築き、今の恋人に結婚を申し込まれている。一見ふたりは順調そうに見えるのだが、思わぬ再会をしてしまい戸惑いと躊躇いが生まれてしまう。二人は再会を懐かしみ、今と過去と未来の話を始める。やがて二人は今の自分から、過去の相手と時空を超えて会話を始める。そしてふたりはある「選択」を迫られるのであった…
製作配給:chiyuwfilm
配給協力:uplink
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